巨人、“投壊”10四死球で8失点大敗… 満塁策直後に痛恨グランドスラム被弾も
8回2死二、三塁から代打・川端との勝負を避けて満塁策をとるも…
■ヤクルト 8ー2 巨人(17日・東京ドーム)
巨人は17日、本拠地・東京ドームでのヤクルト戦に2-8で大敗した。ゲーム差なしで追う2位を相手に、投手陣が相次ぐ乱調。5投手が登板して計10四死球を与えた。さらに終盤には満塁策を取るも、直後にグランドスラムを被弾。継投や起用が裏目に出た。
先発の高橋は4回を5安打3四球3失点で降板。5回に継投した2番手の田中豊は、先頭の山田に初球を左翼スタンドに運ばれた。6回に登板した戸根は1イニングを無失点ながら、2四球とリズムを作れず。7回から登板した4番手の古川は、3点ビハインドの8回1死二、三塁から代打・川端を申告敬遠して満塁に。塩見と勝負したが、右翼スタンドにダメ押しの満塁弾を浴びた。
首位の阪神を追う三つ巴の優勝争いは最終盤。2位ヤクルトとの直接対決初戦で、痛い敗戦となった。