大谷翔平の登板回避はPO争いに影響 対戦予定アスレチックスは「幸運に違いない」
現在ア・リーグ西地区2位、ワイルドカードから3差
現在ア・リーグ西地区2位で、プレーオフ争いを続けるアスレチックスが、エンゼルス・大谷翔平投手の登板回避に安どしている様子だ。米テレビ局「NBCスポーツ」が公式サイトで伝えている。大谷は登板予定だった17日(日本時間18日)のアスレチックス戦での先発を、右腕の張りのために回避すると16日(同17日)に、ジョー・マドン監督が発表した。
NBCはウェブサイトに掲載した「オオタニは腕の痛みを抱えており、アスレチックス戦には登板しない」という記事の中で「アスレチックスは今週末アナハイムに向かうにあたって、少しの安心を得ることになりそうだ」と伝えている。
さらに「これは、投打両方でMVPレベルのパフォーマンスを発揮できる、この天才に魅了された野球界にとって悪いニュースだ。しかし、アスレチックスにとっては幸運に違いない」と強調した。
アスレチックスは今季、投手・大谷と2回対戦、合計47打数6安打、打率わずか.154に抑えられている。現在ア・リーグのワイルドカードまで3ゲームとあって、この試合を取れるか否かは今後に大きく影響する。
記事は「アスレチックスはポストシーズン進出に向けて、可能な限り成功する必要がある」と締められている。エンゼルスはすでにプレーオフ進出が絶望的。ただ大谷の存在は対戦チームに有形無形の影響を与えていきそうだ。
(Full-Count編集部)