ヤンキース、“最弱球団”に「残酷な敗戦」 あと1死からのお粗末プレーにNY呆然
ファンもご立腹「ヤンキースが勝てる試合を投げ捨てた」
■オリオールズ 3ー2 ヤンキース(日本時間17日・ボルティモア)
ヤンキースは16日(日本時間17日)、敵地でのオリオールズ戦に延長10回の末2-3で敗れた。勝利まであと1死まで迫りながら、お粗末なプレーで土壇場で同点に。同地区で最下位に沈むチームに許した痛恨のサヨナラ負けに、地元紙ニューヨーク・ポストは「悲惨なオリオールズに残酷な敗戦を喫する」と辛辣に伝えた。
1点リードで迎えた9回裏。1死一塁からホームズの暴投で走者は二塁へ。打者を三ゴロに打ち取った間に三塁まで進塁を許した。続くウィンズはカウント2-2と追い込みながら、シンカーがすっぽ抜けて三塁走者が生還。試合は振り出しに戻り、延長10回に5番手のペラルタがサヨナラ痛打を浴びた。
ブーン監督は「フラストレーションが溜まるものだ」とご立腹。同地区のレッドソックス、ブルージェイズと熾烈なワイルドカード争いを繰り広げる中、すでにリーグワーストの99敗を喫しているオリオールズに星を落とし、同紙は「『醜いエンディング』リストに追記することとなった」と綴った。
FOXスポーツの公式ツイッターが痛恨の同点シーンを動画で公開すると、ファンからは批判の声が続々。「ただこう言っておこう、恥ずかしい」「これはパスボールであるべき。サンチェスはワイパーみたいだ。グラブを動かしすぎ」「ヤンキースが勝てる試合を投げ捨てた」などとコメントを並べた。