元燕エスコバーが仲間の「命を救った」 “空飛ぶバット”を仰天素手キャッチ
ガルシアが空振りすると、バットが手からすり抜けて…
■ロッキーズ 9ー8 ナショナルズ(日本時間18日・ワシントンDC)
昨季ヤクルトでプレーし、今季からナショナルズに在籍するアルシデス・エスコバー内野手がチームメートの危険を救う“スーパーキャッチ”を見せた。ダグアウトへ飛んできたバットを素手で掴み、放送席が「命を救いました」と喝采していた。
仰天の素手バットキャッチは17日(日本時間18日)のロッキーズ戦で起きた。9回1死二、三塁でナショナルズのガルシアが空振りすると、手から滑り抜けたバットはクルクルと回転しながら、一塁側のダグアウトに飛んでいった。
ダグアウト内で試合を見守っていたエスコバーは身を捩りながら、防球ネットに当たって落ちてきたバットを右手でキャッチ。スタンドのファンは拍手で称え、試合を中継した地元放送局「MASN2」の実況ボブ・カーペンター氏は「(同僚の)パオロ・エスピーノの命を救いました」と喝采。解説のFP・サンタンジェロ氏も「片手で取りましたよ。ゴールドグラブを装着してなくても、ゴールドグラブはゴールドグラブですね」と称賛した。