マチャドとタティスJr.がベンチで激しく口論 ファンも騒然の“大喧嘩”の真相は?
見逃し三振も判定に不服のタティスJr.はベンチで大暴れ
■カージナルス 3ー2 パドレス(日本時間19日・セントルイス)
パドレスのマニー・マチャド内野手とフェルナンド・タティスJr.内野手は18日(日本時間19日)、敵地で行われたカージナルス戦の最中に激しい“口論”を繰り広げた。タティスJr.が見逃し三振に倒れた後、球審の判定を不服としてベンチで大暴れしたのをマチャドが咎め、厳しい口調で叱責したという。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えている。
タティスは5回、フルカウントから高めの直球を見逃して三振に倒れた。天を仰ぎ、首を振りながら引き上げるとベンチ内で“大暴れ”。ヘルメットを叩きつけるなどした。この判定に抗議したジェイス・ティングラー監督は退場処分になった。マチャドはこの行為を咎め「君だけのことじゃないんだから。君がやるべきことは野球だろ」などとベンチ内で鬼の形相で叱りつけた。
ティングラー監督は試合後、「我々は家族だ。詳細について話すつもりはないが、熱い想いやフラストレーションも全てが自然な感情。こういうことが起きる時もある。両方に強い気持ちがある時は色々なことが起きる」と説明。マチャドに関しては「1年を通じてリーダーシップを上手くとっていると思う」と語った。
1週間前のインタビューで29歳のマチャドは「俺は色んなことを学んだ。俺が教わったことを今度は教えていきたい」と語っていた。タティスJr.はリーグトップの39本塁打を放つなど圧倒的な成績を残しているが、まだメジャー3年目の22歳。グラウンドでの振る舞いについてマチャドがタティスJr.を厳しく叱責したというのが今回の“バトル”の真相のようだ。
(Full-Count編集部)