大谷翔平は「美しくやり遂げた」 8回2失点&10奪三振に指揮官称賛「見事だった」
8回続投に「まだ体力が残っていると言っていた」
■アスレチックス 3ー2 エンゼルス(日本時間20日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・アスレチックス戦で「2番・投手」で出場し8回5安打10奪三振2失点の力投を見せた。初の2桁10勝目はお預けとなったがジョー・マドン監督は「見事だった、彼は美しくやり遂げた」と称えていた。
自己最長タイとなる8回のマウンドに上がった大谷。2死満塁のピンチを背負ったが最後はチャップマンを空振り三振に仕留め無失点で切り抜けた。9回に味方打線が追いつき、大谷の3敗目は消滅し今シーズン本拠地では12試合で6勝0敗と不敗神話は継続された。
両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打は次回登板以降に持ち越しとなったがマドン監督はこの日の投球を「見事だった」と称賛。8回に続投させた理由を問われ「まだ体力が残っていると言っていたし、私も100~110球まで投げさせることに抵抗がなかった。彼は美しくやり遂げた。そうだろう?」と説明した。
今季3度目の2桁10三振を奪い、失点はソロ2本のみ。先発投手としての役割を十分に果たした大谷に指揮官も「競争力を見せ、空振りもまた奪い始めていた。今日はほとんど全てが上手く機能していた。2つホームランは打たれたが、それ以外は傑出していた。本当によくやった」と賛辞を送っていた。
(Full-Count編集部)