「90%は振ってしまう」「今まで見た中で最高」 大谷翔平のスプリットに敵捕手も脱帽
アスレチックスのゴームズ捕手「長いイニングを投げ、非常にいい仕事をしていた」
■アスレチックス 3ー2 エンゼルス(日本時間20日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・アスレチックス戦で「2番・投手」で出場。8回5安打2失点の好投も勝敗はつかなかった。宝刀スプリットが冴え渡った1戦に相手捕手ヤン・ゴームズは「今まで見た中でおそらく最高のスプリットを持っている」と驚きの声を上げていた。
大谷は3回、4回にソロを浴び2点を失ったが、その後は今季最長タイとなる8回まで無失点の快投を見せた。今季3度目の2桁10三振を奪い味方の反撃を待った。
ナショナルズ時代の2018年にはオールスターゲームにも出場したゴームズは「私たちはかなり積極的にいこうとした。彼が調子を掴み始める前に攻めることができた」と序盤を振り返ったが、中盤からは「MVP候補である理由を見せられたね。私が今まで見た中でおそらく最高のスプリットを持っている。手を出さないのは非常に難しいよ。90%は振ってしまうだろうね(笑)」とお手上げだったようだ。
8回まで投げ抜き、要所を締める投球に「長いイニングを投げ、非常にいい仕事をしていた。でも、時には2、3点で試合が決まる。両軍ともにいい投手戦だったね」と、振り返っていた。