PO進出消滅のエンゼルス、13度目の完封負けで指揮官は敵軍を絶賛「良いチームだ」
シーズン13度の完封負けは2012年以来のチームワースト
■アストロズ 10ー0 エンゼルス(日本時間21日・アナハイム)
大谷翔平投手の所属するエンゼルスは20日(日本時間21日)の本拠地アストロズ戦に0-10で大敗し、今季のプレーオフ(PO)進出がなくなった。今季実に13度目の完封負けは、2012年以来(過去13度)となるチームワーストタイ。ジョー・マドン監督は「彼らは良い投手陣を抱えている、良いチームだ」と敵軍に脱帽した。
エンゼルスはこの試合、アストロズ先発のバルデスに7回までに6安打を浴びせ、四球の走者も3人出したものの無得点に終わった。2番手以降のレイリー、マルティネスに対しては、1本の安打も打てなかった。「3番・DH」で先発した大谷も第1打席から一ゴロ、遊ゴロ、三振、そして8回の第4打席は大きな中飛に終わり、場内からはため息が漏れた。
試合後のマドン監督は「相手の投手(先発のバルデス)にはゴロを打たされた。彼は良い投手だ。彼らは良い投手陣を抱えている。良いチームだ。私が(今季)これまで見た中でベストだと思う。実に完成されたロースターだ」と西地区首位を走るアストロズに賛辞を贈るしかなかった。
エンゼルスはこの試合を落として72勝78敗。現在WC争い2位にいるブルージェイズとヤンキースがともに84勝している。エンゼルスも残り12試合で84勝を挙げることは可能だが、ヤンキースとブルージェイズには直接対決が3試合組まれており、両チームが84勝のままということはあり得ない。エンゼルスのプレーオフ進出は2014年が最後で、これで7年連続でPOを逃したことになる。
(Full-Count編集部)