アウトになりに行った走者は「酔っぱらってる」 “史上最も奇妙な本塁突入”に困惑
5mほど手前でアウトが“確定”「ベーランの仕方を忘れてしまったようだ」
■レイズ 6ー4 ブルージェイズ(日本時間21日・セントピーターズバーグ)
確実にアウトになるタイミングで、なぜか本塁に突入した“謎走塁”がファンの混乱を呼んでいる。20日(日本時間21日)に行われたレイズ-ブルージェイズ戦。一塁への悪送球の間に進塁した打者走者は二塁を蹴り、さらに三塁まで蹴ってダイヤモンドを一周。ただ、本塁の5メートル前でアウトが“確定”していたタイミングに、「酔っぱらってるな」「どういうつもりだ笑」などと声が上がった。
6回2死二塁で、レイズのケビン・キアマイアーが三塁へのゴロを放ったのが始まりだった。捕球した三塁手ジェイク・ラムが一塁へ悪送球。その間にキアマイアーは二塁を回って三塁へ。その頃にはボールが一塁付近に戻ってきていたが、キアマイアーは足を止めずに本塁へ。ボールが捕手に渡ったころには、まだ本塁ベースのだいぶ手前。そのままあえなくアウトとなった。
思わず「なぜ三塁に止まらなかった?」と言いたくなる“暴走”に、ファンも続々と反応。「なぜ本塁に回したんだ……」「ベーランの仕方を忘れてしまったようだ」「またキアマイアーが走塁を失敗した」などとコメントしていた。プロ野球でも16日にソフトバンクがロッテ戦で、3イニング連続で走者アウトとなった拙攻が話題に。本塁をめぐる攻防は、何かしらドラマを生む。