なぜ守護神を三嶋から山崎に再配置転換したのか? 三浦監督が明かした胸の内
三嶋の今後の起用法に指揮官「勝負どころです」
■ヤクルト 5ー2 DeNA(21日・横浜)
守護神の座を明け渡したDeNA・三嶋一輝投手が力強く再出発した。21日に本拠地・横浜スタジアムで行われたヤクルト戦で、2-5と3点リードされた7回に登板。1回無安打2奪三振無失点に抑えた。
この日の最高球速は155キロ。山田には内角高めの速球、村上には外角低めのフォークを振らせて連続三振に切って取り、続くオスナをインハイの速球で捕邪飛に仕留めた。
「本当にいいボール。気持ちも入っていた」と称えたのは三浦大輔監督。三嶋の今後の起用法については「勝負所です。今日も試合の流れを変える投球をしてくれましたから」と語った。リードしている展開のセットアッパーとして、マウンドに上がることが増えそうだ。
そもそもヤクルトと中日に対しては21日現在、自責点0、防御率0.00の完璧な内容。広島にも対戦防御率1.29と申し分ない。ただ、阪神には同6.75、巨人戦に至っては同11.17。特に巨人には、今季開幕戦で亀井にサヨナラ弾を浴びたトラウマなのか、不思議なほど打たれ続けた。