大谷翔平、本塁突入も“お手上げアウト場面”に注目 「右翼手見るのに時間を…」
自身最多の1試合4四球、延長10回に三塁走者としてタッチアップも…
■アストロズ 9ー5 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地でのアストロズ戦に「3番・指名打者」で出場し、自身最多の1試合4四球と勝負を避けられ、2試合ぶりの無安打に終わった。2打席連続の申告敬遠となった延長10回には、三塁まで進んで右飛でタッチアップ。捕手のタッチをかわしながらも、あえなくお手上げアウトとなった場面に、様々な声が寄せられた。
延長10回1死満塁で、代打フレッチャーが放った打球が右飛になると、三塁走者だった大谷はタッチアップした。しかし、右翼マコーミックからはストライク送球。大谷は捕手カストロのタッチを身をよじりながらかわしたが、勢い余って本塁ベースを5メートルほど通過。振り向いたときには目の前にカストロが構えていた。マコーミックは「とても浅かったけど、いい返球でアウトにできて良かったよ」と満足げ。アストロズのダスティ・ベーカー監督も「勝つために非常に大きなプレーだった」と称えた。
この場面に対し、エンゼルス公式ラジオで司会者を務めるトレント・ラッシュ氏は、自身のツイッターで「これはいい送球だったが、ショウヘイは右翼手を見るのにかなりの時間をかけていた。難しいものだった」と分析。アストロズの公式ツイッターがこの場面を動画で公開すると、ファンからは「これは本当にエキサイティングだった」「オオタニはいいスライディングをしていたら勝っていただろう」などのコメントが寄せられた。