西岡剛は“節目の3年”、元10勝右腕は現役続行へ 独立LのNPB経験者たちの今後は?

由規がNPB復帰目指しBC埼玉武蔵入り、元中日の若松は現役続行意向

 さらにBCリーグでは、埼玉武蔵ヒートベアーズで今季から由規投手がプレー。独立1年目は15試合で8勝3敗、防御率5.16だった。2007年の高校生ドラフトで5球団競合の末、ヤクルトへ。2018年に戦力外通告を受け、育成選手として楽天入り。2020年に2度目の戦力外となり、NPB復帰を目指して新天地を求めた。ほかに、神奈川フューチャードリームスでは元巨人、西武の高木勇人投手、茨城アストロプラネッツでは元DeNAの濱矢廣大投手らもプレーした。栃木から今季、福島レッドホープスにコーチ兼任で加入した元中日の10勝右腕・若松駿太投手は、現時点では現役続行の意向だ。

 四国アイランドリーグplusでは、元阪神の伊藤隼太外野手が今季から愛媛マンダリンパイレーツに所属。しかし、リーグ開幕戦でいきなり右肩を負傷するアクシデントに見舞われた。一方で、2020年限りで広島を戦力外となった藤井皓哉投手は、最優秀防御率(1.12)と最多奪三振の“2冠”を獲得。180奪三振は、リーグ史上最多だった。今年新たに作られた九州アジアリーグでは、元広島の小窪哲也内野手が今年8月にロッテに加入して“返り咲き”を果たした。

 NPB復帰を目指すのか、別の目的を見つけてユニホームを着続けるのか、それとも――。元NPB戦士たちはそれぞれの思いを抱えながら、2021年のシーズンオフを迎えることになる。

(Full-Count編集部)

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