筒香嘉智は「投手の悪夢だ」 移籍後打率3割超“バットで語る男”を地元紙大絶賛
打席での爆発が、パイレーツに新たな“悩み”を引き起こす?
シェルトン監督は「彼はメジャーでの経験はそれほど多くないが、プロとしてはかなりの経験を積んできている」と言い、同僚ケブライアン・ヘイズは「両方向にパワーがある。ただのプルヒッターじゃない。彼は打ち方を知っている」と言う。DeNA時代のような、高打率と長打力を両立できる打撃をついに見せ始めたところだ。特に代打では打率.625、2二塁打、3本塁打、5打点と驚きの打率を誇る。
ただ、筒香の大爆発は、パイレーツにとって少し困った事態も引き起こしている。記事は「ツツゴウの短期間における成功の欠点は、彼自身をFA市場で魅力的なものにしているという点だ」と言及した。特に来季以降、ナ・リーグでもDH制が導入された場合にはさらに市場価値が上がるといい、スモールマーケットのパイレーツにとっては、契約延長が難しい場合もあり得る。
パイレーツのチェリントンGMは来期以降の契約について「まだツツゴウと話をしておらず、そういう話をするのはシーズンが終わってからにするつもりである」としており、さらに「彼は間違いなく素晴らしい印象を残しているよ。非常にいいスイングをしている」と高い評価を与えているという。
記事は最後に、読者に向け「ヨシ・ツツゴウは2022年もパイレーツに戻ってくると思うか?」というアンケートを展開しており、6割が「イエス」と回答。ついに米国でも持ち前の強打を発揮し始めたスラッガーは、今後どういう選択をするだろうか。
(Full-Count編集部)