大谷翔平の特異な“歩かされっぷり” MLBタイ記録の3戦11四球は「ボンズもしていない」
第2打席以降は申告敬遠、四球、四球、申告敬遠…ア・リーグ新記録に
■マリナーズ 6ー5 エンゼルス(日本時間25日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」でし、2度の申告敬遠を含む4四球となった。3試合で11四球はア・リーグ新記録で、メジャー記録にも並んだ。歩かされ続け、本塁打王争いで足踏みとなった状況に、米メディアにも衝撃が広がった。
まともに勝負してもらったのは、空振り三振に倒れた初回の第1打席だけ。3回2死二塁の第2打席では申告敬遠で、5回の第3打席、7回の第4打席はほぼ外角一辺倒の配球で四球となった。1点ビハインドで迎えた9回1死走者なしの第5打席では、2ボールとカウントが不利になると申告敬遠。これには大谷も苦笑いを浮かべ、スタンドからは大ブーイングが巻き起こった。
2016年のハーパーに並ぶメジャー記録となった3試合で11四球。多数のメジャーリーガーや米記者から支持されるデータ分析会社「Codify Baseball」は、公式ツイッターで「ショウヘイ・オオタニは3試合で11度歩かされたMLB史上わずか2人目の選手となった。いいや、バリー・ボンズは1度もしていない」と紹介。メジャー通算762本塁打の大砲もなかった“歩かされぶり”を特筆していた。
(Full-Count編集部)