選抜優勝の東海大相模・石田、夏に快投の専大松戸・深沢が提出 高校生のプロ志望届

東海大相模・石田隼都【写真:共同通信社】
東海大相模・石田隼都【写真:共同通信社】

大阪偕星のドミニカ人留学生2選手も提出

 日本高野連が発表している「プロ志望届提出者一覧」には、25日現在で152人の名前がある。27日の提出締め切りを前に、新たな提出は少しづつ減ってきたが、今週もプロのスカウトが注目する名前が上がった。

 専大松戸(千葉)の深沢鳳介投手は、制球力とクレバーな投球術が光る右のサイドスロー。今夏の甲子園では、選抜準優勝の明豊(大分)から11個の三振を奪う完封勝利を挙げた。最速144キロの直球に加え、多彩な変化球を操る。

 激戦区の神奈川からは、横浜の金井慎之介投手が提出した。最速148キロを誇る左腕で、この夏は左翼手も兼ねてチームを支えた。甲子園では結果を残すことは出来なかったものの、好素材として注目だ。

 さらに、ライバル校の東海大相模からは石田隼都投手が提出。今夏はチームのコロナ集団感染で甲子園の土を踏むことはできなかったが、優勝した選抜で見せたパフォーマンスは圧巻。福岡大大濠と天理を相手に9回完封し、スカウトの評価を上げた。直球は最速146キロ。

 福岡の井崎燦志郎投手もプロ注目の投手。県内有数の進学校に現れた最速149キロ右腕だ。今夏は初戦の福岡県大会2回戦で打ち込まれ姿を消したが、スカウトの中には素材を高く評価する声も多い。

 また、大阪偕星からはドミニカ人留学生のダビット・バティスタ・モレノ外野手とワーネル・マニュエル・リンコン・デラクルーズ投手も提出。ドラフト指名されてのプロ入りなら外国人枠も適用されない。夢はかなうだろうか。

(Full-Count編集部)

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