大谷翔平、一ゴロを安打にした快足にファン仰天 「イチローじゃん」「MLBで1番速い」
ベースカバーに向かう投手よりも早く一塁に到達する大谷翔平
■エンゼルス 7ー2 レンジャーズ(日本時間30日・アーリントン)
エンゼルス大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地でのレンジャーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5打数2安打2盗塁と活躍した。同点で迎えた6回の第3打席では俊足を生かして一塁内野安打で出塁。日米ファンはそのスピードに驚愕、「イチローじゃん」との声も上がった。
この日の大谷は本塁打こそ出なかったが、足で魅せた。2-2で迎えた6回に放った一塁への痛烈なゴロ。一塁手のロウが捕球し、ベースカバーに向かうハーン投手に送球しようとするが、大谷の方がはるかに早く一塁へ到達。ロウは送球することさえできなかった。大谷はその直後に今季25個目の盗塁を決め史上6人目の「45本塁打&25盗塁」を達成した。
MLB公式サイトのエンゼルス番記者、レット・ボリンジャー氏は自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニがスピードを見せつけて、一塁へのゴロを内野安打とし、6回の口火を切った」と綴って内野安打動画を投稿したところ、あるファンは「本塁から一塁間で彼はMLBで1番速いランナーだ。信じられない」と記し、米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」が中継で流した画像を添付して返信。そこには「ホームランの平均打球速度109.7マイル(約177キロ)はMLB最高」「本塁から一塁への平均タイム4.09秒はMLB最高」「100マイル(約161キロ)以上の球を11球投げたのはMLBの先発投手の中では2番目の多さ」と書かれている。
他にも「ショウヘイ・オオタニは野球がただデカイ打球を打つだけのものじゃないということを教えてくれる」「ショウヘイ・オオタニ……ショウヘイ・オオタニ。言葉が出ない」「ペレスやブラッディにはできない」「いつもの通り」「イチローじゃん」などのコメントが寄せられた。
(Full-Count編集部)