早大が23得点大勝、連敗発進の悔しさ晴らす 小宮山監督「選手たちが考えた結果」

早大・小宮山悟監督【写真:上野明洸】
早大・小宮山悟監督【写真:上野明洸】

立大戦で2連敗した早大が東大に大勝

 東京六大学秋季リーグ戦は2日、神宮球場で第3週の1試合を行い、早大が23-1で東大に大勝した。先発全員の計18安打と打線が爆発し、先発した徳山壮磨投手(4年)も6回1/3を投げ1失点(自責0)と好投。小宮山悟監督は「(立大戦を終えて)学生たちが自分たちで考えて、どうすればいいのか。考えた結果が今日のこの試合だったんじゃないか」と今季初勝利にうなずいた。

 早大は開幕週で立大に2連敗を喫し、試合前の時点で5位に沈んでいた。試合後、監督は選手たちに厳しい声をかけた。「今我々は、東大よりも(順位が)下にいる。屈辱的だと。東大さんには失礼ですけど、それくらいの話をしました」。

 この日はその鬱憤を晴らすかのような猛攻で大勝。「これから残り7試合、結果はどうあれ、自分たちがやろうとしている野球というものをできるようになれば、それはそれで良いこと」と次戦以降の戦いも見据えた。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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