大谷一問一答 MVP級フル回転も「まだいける」エ軍と契約延長は「オープンな気持ち」
エンゼルスとの契約延長は「オープンな気持ちで話すと思う。まずは来年勝てるように」
――オフシーズンの予定は。すぐに日本に帰るか。
「数週間ぐらい、こっちでやることをやって帰ります」
――中6日で回った。来年の起用法について。
「基本的にはもう任せてはいるので。どうなるかちょっと今の段階では分からないですし、間隔を長くしたり短くしたりは基本的には任せているので。自分が安定した成績を出せれば、いろんな起用法がつながっていくんじゃないかなと思います」
――契約延長の話を持ってきたら、オープンな気持ちか。
「そうですね。もちろん、この4年間近くで支えてもらった球団ではあるので。オープンな気持ちで、もちろん話すと思いますし。契約の話がある、ないに関わらずに、まずは来年勝てるように。個人としても、もう1回、しっかりオフシーズンを過ごしたいなと思っています」
――素晴らしいシーズンを送った。さらに来年に向けて改善できるところは。
「特に投球の方は今年1年、ちょっと探り探りのところが多かったので。特に前半戦は復帰して何試合かは探っている部分が強かったので。自信を持って投げられるように。1年間を通して、そういうパフォーマンスができるようにやっていけば、より良いシーズンになるかなと思っています」
――エンゼルスの補強をどれぐらい注目するか。それによって契約延長の可能性が上がることはあるのか。
「基本的には今いるメンバーがまず怪我をせずに、しっかり自分を含めて1年間やるのが大前提だと思います。そのためのオフシーズンを過ごしたいなと思うので。その中で、いろんな補強があると思うんですけど、楽しみというか、来年1年どういう選手とできるのか、すごく楽しみにしています」
――なぜ怪我なく過ごせたか。
「もちろん慣れの部分もあると思います。3年間やってきて、そういうふうに1年間やればいいのかなというのを知れたのは大きかったかなと思います」
――来年以降も二刀流で出続ける自信はあるか。
「そうですね。やったことがないので確信めいたものはもちろんないです。それはみんな同じだと思うので。野手も投手もどれくらい続けられるか予想でしかないですけど。1年1年長くできるように、みんな必死にトレーニングをしたりとか、ケアしたりとか。それは他の選手と変わらないかなと思っています」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)