大谷翔平、二刀流フル回転を実現 エ軍OBは来季に太鼓判「何が必要か知ることができた」
エンゼルスの試合を解説したOBのマーク・グビザ氏「今後にとっていいことしかない」
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地で行われたマリナーズとの今季最終戦で46号本塁打を放ち有終の美を飾った。二刀流でフル回転し歴史的なシーズンを終えたが、エンゼルスOBは「今後にとっていいことしかありません」と、早くも来シーズンに向け太鼓判を押した。
エンゼルスの試合を解説し、大谷を見守り続けたマーク・グビザ氏。最後まで本塁打王争いを繰り広げ、投打同時出場の“リアル二刀流”を実現させるなどメジャーの歴史を変えた大谷の活躍ぶりを「今、彼は自分の体のことを知っています。このレベルで1年間パフォーマンスするために何が必要なのか、正確に知ることができた。これは大きなこと、今後にとっていいことしかない」と称えた。
過去3年間は怪我に悩まされることもあったが、今季は大きな故障もなく投手として自己最多の9勝、打っても46本塁打、100打点、26盗塁と異次元の成績を残した。
チームは残念ながらポストシーズン進出を逃したが「1試合目から162試合目、さらに願わくばその先のポストシーズンまで戦い抜くためになにが必要か正確に知ることができましたから。彼はポストシーズンに出場すべき存在です。彼が輝いているところをみんなが見られるように」と、痺れる試合での大谷の活躍を願っていた。
(Full-Count編集部)