大谷翔平の契約は「本当に難しい」 米敏腕記者が予想できない理由と残留へのポイント

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

敏腕記者ローゼンタール氏に直撃、大谷のMVP受賞は「確実、素晴らしい投手でアメージングな打者」

 エンゼルス・大谷翔平投手は今季、投打で9勝&46本塁打とMVP級の大活躍を見せた。Full-Count編集部は米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏を直撃。大谷がメジャーへ与えた影響や、今後予想される大型契約などについて聞いた。

 米球界屈指の敏腕記者から見ても、二刀流・大谷は鮮烈だった。開幕から二刀流としてフル回転。打者でリーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁をマーク。投手では9勝(2敗)を挙げ、防御率3.18。ローゼンタール記者はMVP受賞に太鼓判を押した。

「オオタニのMVPは確実だと思っています。野球の歴史において他に誰もやったことがないことをハイレベルでやってのけたからです。素晴らしい投手であり、アメージングな打者です」

「ゲレーロJr.は素晴らしい打者です。それは分かっています。しかしオオタニはほとんど同じレベルの打者です。それでいて素晴らしい投手なのですから。チームにとっての価値を考えた時、誰もそんなことをやっていません。だから、この争いは接戦にもなりません」

 大谷は来季が2年契約2年目。フリーエージェント(FA)となる2023年オフの前にエンゼルスとの契約延長交渉に応じる可能性について、大谷は「この4年間、1番近くで支えてもらった球団でもある。オープンな気持ちでもちろん話す」と明言。俄然、今後の契約が注目を集めるようになった。数々の大型契約をスッパ抜いてきた敏腕記者は、どんな予想をしているのか。

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