大谷翔平は「怪物打者になった」 西武OBデストラーデ氏、46発の理由を独自分析
西武の伝説助っ人デストラーデ氏は投手離脱期間が打者の成長につながったと指摘
西武の黄金期を支えた伝説の助っ人、オレステス・デストラーデ氏が8日(日本時間9日)、レイズ・レッドソックスのア・リーグ地区シリーズ第2戦が行われたトロピカーナ・フィールドを訪問。エンゼルス・大谷翔平投手のMVP受賞に太鼓判を押した。
デストラーデ氏はメジャー1年目の2018年から二刀流・大谷を評価してきた。今季、投打の二刀流選手として9勝&46本塁打の大活躍を見せた大谷について、「100%MVP。オオタニがやっていることは信じられない」と目を丸くして絶賛した。
大谷は2018年オフに右肘のトミー・ジョン手術を受けた。2019年は投手全休となったが、デストラーデ氏はこの1年間が打者としての成長につながったと指摘した。
「あくまで私の考えですが、高校時代から投手が第一、打者はその次という印象です。(エンゼルスで)怪我した時にチームは打者としての出場を優先させました。打撃に専念しながら、アルバート・プホルスやマイク・トラウト、打撃コーチらと話したり、映像を見ながら学習したと思います」
地元放送局の仕事のために来場したデストラーデ氏。「今、オオタニは健康な体で復帰して怪物打者になりました」。伝説の助っ人の言葉は熱く頼もしかった。