ヤンキースから事実上の戦力外…元エンゼルス左腕がマイナー降格受け入れずFAに
ヒーニーはヤンキース移籍後12試合に登板するも2勝2敗、防御率7.32
ヤンキースから事実上の戦力外となっていたアンドリュー・ヒーニー投手が、マイナー降格を受け入れずに自由契約となった。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が伝えた。
今季エンゼルスで7年目を迎えていたヒーニーは、7月にヤンキースへ移籍。新天地では12試合に登板するも、2勝2敗、防御率7.32と精彩を欠き、今月5日(日本時間6日)にロースター40人枠から外す措置「DFA」に。同サイトも「ポストシーズンでの枠を与えられることなく、DFAの通知が彼に与えられた理由は、この成績なら容易に説明がつくだろう」と指摘した。
DFAとなった選手は、7日以内にトレードに出されるか、ウェーバー公示される。ただ、サービスタイムが3年以上あるヒーニーはマイナー降格を拒否する権利を有しており、FAとなって退団した。来季は新天地を探すことになる左腕。同サイトでは「強打を回避するためにヒーニーの手助けが出来ると考える球団は、今オフにローリスクで(ヒーニーに)投資することを狙う可能性が高い」と予想している。
(Full-Count編集部)