明大、87年ぶりにチーム記録更新する22得点 田中監督「誰1人雑なことはしなかった」

3安打6打点と活躍した明大・上田希由翔【写真:上野明洸】
3安打6打点と活躍した明大・上田希由翔【写真:上野明洸】

22得点は1934年・慶大戦の21得点を上回るチーム新記録

 東京六大学秋季リーグが10日、神宮球場で行われ、第1試合で明大は22安打を放つ猛攻を見せ、22-0で東大に大勝した。明大の22得点は1934年の慶大戦で記録した21得点を上回り、チーム記録を87年ぶりに更新。田中武宏監督は「9回まで、代わって出た選手もしつこくしつこくやってくれました」と、終盤まで気を緩めず戦った選手たちを称賛した。

 明大は初回、4番・上田希由翔(きゅうと)内野手(2年)の右越え2ランなど4安打で5点を先取すると、4回には9安打を集中させ一挙11得点。7回にも3点を追加し22得点とした。先発した藤江星河投手(1年)は5回2安打無失点。後を継いだ4投手も無失点に抑えた。

 ベンチ入り25人中22人が試合に出場。田中監督は「守りを短く、攻撃の時間を長くというのを選手たちに言っていたので、それをレギュラー、控え選手関係なく、全員がやってくれました。誰1人雑なことはしなかった。(今後の)いい悩みになると思います」と頷いた。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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