“不運な二塁打”で勝ち越し生還が取り消し レイズ監督は憮然「得点は明白」

レッドソックスのハンター・レンフローに当たった球がスタンドへ【写真:Getty Images】
レッドソックスのハンター・レンフローに当たった球がスタンドへ【写真:Getty Images】

右中間への一打→右翼手に当たってフェンス越え→球場ルールで二塁打に

■Rソックス 6ー4 レイズ(地区シリーズ・日本時間11日・ボストン)

 ア・リーグの地区シリーズ第3戦が行われ、レッドソックス(ワイルドカード)は本拠地でレイズ(東地区1位)に6-4で延長13回サヨナラ勝ちした。2連勝で対戦成績2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。

 レイズは球場ルールに泣いた。延長13回2死一塁。キアマイアーが右中間へ強烈な一打を放った。ボールはフェンスに直撃。一塁走者ディアスが悠々と勝ち越し生還かと見られたが、跳ね返ったボールが右翼手レンフローに直撃。ボールは低い柵を越えてしまった。球場ルールでエンタイトル二塁打に。生還は認められず、続く同2死二、三塁で再開。好機を生かせず、サヨナラ被弾につながった。

 レイズのキャッシュ監督は「ルールはルール。なるようにしかならない。我々にとっては非常に不運なこと。(キアマイアーかディアスの)どちらかが得点していただろうということはかなり明白だった」と肩を落とした。レッドソックスに王手をかけられ、「明日我々は勝つしかない。選択肢は他にない。彼らにとっては非常に大きな1勝、我々にとっは非常に痛い1敗だ。チャンスはあったが、活かすことができなかった」と振り返った。

【実際の映像】フェンスに跳ね返った打球が野手に当たって柵越え…勝負を分けた“不運すぎる二塁打”

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