西武ドラ1隅田「新人王を狙って頑張ります」 最多の4球団が競合
緊張のあまり指名直後の電話は「内容は忘れました」
2021年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が11日、都内のホテルで行われ、西日本工大の隅田知一郎投手は西武が交渉権を確定させた。公表していた西武のほか、巨人、広島、ヤクルトが競合。4球団競合した中で西武が交渉権を確定させた。
最多の4球団競合となった隅田は「2、3日前に公表いただき、嬉しく思っていました。日本を代表するような、日の丸を背負えるような選手になりたいです」と喜びをコメント。指名直後には担当スカウトからすぐに電話を受けたものの「電話の内容は緊張していて忘れました。電話の相手は九州担当のスカウトさんです」と語り、会場を笑わせていた。
12球団OKの姿勢を示しており、入団には支障はない。「1つ1つの変化球にこだわりを持ってやってきた。それで三振を狙えるのが長所。できれば新人王狙って頑張ります。今年、オリンピックを見て憧れたので、いつかは自分もそういう舞台でやりたい」と意気込みを語っていた。
(上杉あずさ / Azusa Uesugi)