阪神1位指名・森木大智に指名あいさつ 「勝利に貢献できるように頑張りたい」

阪神・矢野監督のサイン入りドラフト会議場IDを、山本スカウトから手渡された森木大智【写真:宮脇広久】
阪神・矢野監督のサイン入りドラフト会議場IDを、山本スカウトから手渡された森木大智【写真:宮脇広久】

祝福のメッセージは150件ほど「まだ返せていません」

 阪神からドラフト1位指名された高知高の最速154キロ右腕・森木大智投手が12日、指名あいさつを受けた。嶌村聡球団本部長、永吉和也編成ディレクター、畑山俊二統括スカウト、担当の山本宣史スカウトの4人が高知高を訪れた。

 ドラフトから一夜明けたこの日、指名あいさつを受けた森木は「わざわざ来て頂いて、ありがたい。期待に応えられるように、阪神さんの勝利に貢献できるように頑張りたい」と意気込みを口にした。

 友人などからは祝福のメッセージが150件ほど来たことを明かし「まだ返せていません」と苦笑い。伝統ある球団に指名を受け「僕もトップを目指してやってきた。もっともっとやっていこうと思います」と、高校時代には縁がなかった甲子園のマウンドで活躍することを誓った。

 森木は中学3年の夏に軟式で150キロを計測し「スーパー中学生」として騒がれた。高知高進学後は、甲子園には出場できなかったが、今年のドラフトで「高校ビッグ3」の1人として注目されていた。阪神は第1回の入札で指名した市和歌山高の小園健太投手を抽選で外し、「外れ1位」で森木を指名した。

【写真】阪神の帽子をかぶり、高知高のシンボル「世界の鐘」を鳴らす森木大智

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