大谷翔平の契約延長はある? MLB公式も注目するエンゼルス“オフの五大ポイント”
「彼がどういう決断を下すのかとても興味深い」
今季のア・リーグMVPが有力視されているエンゼルスの大谷翔平投手。投手として9勝、打者として46本塁打を放って活躍した一方で、チームは7年連続でプレーオフ進出を逃すことになった。シーズン終盤には大谷自身が「勝ちたい」と発言したことで、米メディアの中では“流出”を危惧する声もあがった。
MLB公式サイトでは、2014年以降プレーオフから遠ざかっているエンゼルスがこのオフに直面する「重要な5つの疑問」について検証。その中の1つに、大谷との契約延長の可否について挙げている。
大谷がエンゼルスからFAとなるのは2023年オフ。MLB公式サイトの記事では「オオタニは2021年にア・リーグのMVPを獲得すると考えられている。エンゼルスが彼をコントロールできるのはあと2年だ」と指摘。契約を残しているこのオフにも、契約延長交渉を行う可能性があると見ている。
エンゼルスはトラウトと2019年3月に、当時の北米スポーツ史上最高額となる12年総額4億2650万ドル(約473億円)で契約を延長した。MLB公式サイトは「トラウトと同様に、エンゼルスはオオタニと契約延長することを望んでいるだろう」と指摘。その一方で「オオタニはオフの終盤まで、契約を延長するかどうか決定しないのではないか。エンゼルスとオオタニが合意に達するための時間はまだ残されており(最終的に)彼がどういう決断を下すのかとても興味深い」と予想している。
また、このほかに記事では「エース級の先発投手を獲得するか」「ライセル・イグレシアス、アレックス・コブと再契約するのか」「遊撃手の改善のために何をするか」「エンゼルスは(補強のために)いくら出すか」と、現状のチームの課題を次々に指摘。果たして今オフのエンゼルスはどう動くか。日本のファンにとっても気になるポイントだろう。
(Full-Count編集部)