元助っ人が送った「信じられないシーズン」　ファンも感謝「あの笑顔は忘れない」

広島、ロッテでプレーしたジャクソンは今季ジャイアンツ入り

　広島やロッテでプレーしたジェイ・ジャクソン投手は今季、大リーグ最多の107勝を挙げたジャイアンツでプレーした。地区優勝決定シリーズでドジャースに敗れ、シーズンが終わった今「控えめに言って信じられないシーズンだった」と、米国に戻ってのサクセスストーリーを振り返っている。

　自身のインスタグラムに投稿した写真は、シャンパンファイトで水中眼鏡を付けた姿、マウンドで正捕手のポージーと喜び合う姿、ブルペンでのリラックスした表情などが収められている。さらに「このチームのメンバーになるチャンスをもらえたのが本当に嬉しいし、感謝している。この街でプレーする1人になれたこと、そして今季を経験できたことは、非常に恵まれている」と感謝の言葉を綴った。

　ジャクソンは広島に2016年からの3年間在籍し、タフなリリーフ投手としてリーグ3連覇に大きく貢献した。2019年にブルワーズで大リーグ復帰した後、昨季はロッテで7試合登板。ただ7月に突如退団が発表され、後に大麻使用で逮捕されたことが明らかになった。今季は3Aと行き来を繰り返しながらジャイアンツで23試合に登板し2勝1敗、防御率3.74。

　広島時代に愛されたジャクソンの笑顔は米国のファンにも印象的だったようで「君の素晴らしい笑顔が見られて嬉しいよ」「あの笑顔は絶対忘れないからね。来年も見たいな！」「笑顔を続けてね！」「君たちはアメージングだった！」と、感謝と契約延長を望むコメントが集まっていた。