鷹17年ドラ1吉住に戦力外通告 現役引退の意向「野球から離れると思う」
昨オフに戦力外となった直後、ダルビッシュから連絡受ける
ソフトバンクの吉住晴斗投手が18日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で、球団から来季の契約を結ばない旨を通告された。昨オフに戦力外通告を受け、支配下登録から育成契約に変更となった右腕は2年続けての通告となった。
2017年のドラフト1位で鶴岡東高からソフトバンクに入団した吉住だが、1軍登板はないまま、3年目が終わった2020年オフに戦力外に。当初は現役を引退する可能性を示唆していたが、ダルビッシュ有投手からの言葉もあって現役続行を決断。育成選手での再契約を受け入れた。
育成選手として再スタートを切った今季はサイドスローに挑戦。ウエスタン・リーグで3試合に登板し、0勝0敗0セーブ、防御率3.00の成績に終わり、2年続けての通告を受けることになった。球団との会談を終えた吉住は「もう野球からは離れることになると思う。自分がプレーヤーとしてやることはないと思っています」と現役を引退する意向を示していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)