ロッテが抜群、西武とハムは期待外れ パ・リーグ6球団の補強は成功したのか?

ソフトバンクはマルティネスが活躍も、レイが前半戦で退団に

○楽天
田中将大(21試合4勝7敗0S0H 防2.90)
アダム・コンリー(来日せず)
ブランドン・ディクソン(38試108打18安4本15点 .167)
ルスネイ・カスティーヨ(33試71打16安1本3点 .225)
横尾俊建(26試55打11安0本3点 .200)
炭谷銀仁朗(42試合91打数21安3本8点 .231)

 3位に位置する楽天は補強が誤算続きのシーズンだっただろう。田中将大は好投を続けるも、味方の援護に恵まれずに4勝止まり。コンリーは家族の来日が叶わないことから来日しないまま退団。ディクソン、カスティーヨの助っ人野手も完全に期待外れに終わり、ほぼ日本人のみでの戦いを強いられることになった。

○ソフトバンク
ニック・マルティネス(20試合9勝4敗0S0H 防1.70)
コリン・レイ(6試合3勝1敗0S0H 防2.02)
中谷将大(1軍出場なし)
ダリエル・アルバレス(12試37打6安1本3点 .162)

 4位に沈み、2年連続のリーグ優勝を逃したソフトバンク。日本ハムから加入したマルティネスは防御率1点台とエース級の活躍を見せたが、もう1人、ローテの一角として期待されたレイは来日できなかった家族の事情で前半戦を終えたところで退団に。貴重な先発を欠くことになったことも後半戦に響いた。シーズン中に獲得した中谷、アルバレスは1軍の戦力にはなれなかった。

○西武
マット・ダーモディ(11試合0勝2敗0S0H 防5.13)
平沼翔太(41試85打16安0本3点 .188)
公文克彦(20試合0勝0敗0S0H 防2.35)

 西武も補強が功を奏したとは言い難いシーズンとなった。先発の一角として期待したダーモディはここまで1勝もできず。日本ハムとのトレードで獲得した平沼、公文の2人も劇的にチームを変えるほどの起爆剤にはなれなかった。

○日本ハム
ロビー・アーリン(10試2勝2敗0S0H 防2.12)
ロニー・ロドリゲス(47試113打22安6本10点 .195)
池田隆英(17試3勝10敗0S1H 防3.98)
谷川昌希(9試1勝0敗0S0H 防5.23)
佐藤龍世(48試113打25安0本6点 .221)
木村文紀(37試74打11安1本7点 .149)

 日本ハムも今季は苦戦を強いられたチームだ。新助っ人のアーリン、ロドリゲスともに、大きなチームへの貢献はできず。トレードで獲得した池田、谷川、佐藤、木村の4選手も目立った成績は残せず。劇的にチームを変えることなく、最下位に沈んでいる。

(Full-Count編集部)

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