セのタイトル争いは大混戦…本塁打王は譲らぬ三つ巴、最多勝は“新顔4人”が候補
最多勝争いは5人が射程圏内、最高勝率は現時点で該当者なし
投手部門では、ヤクルトの清水昇投手が最優秀中継ぎを確定させ、阪神のロベルト・スアレス投手も2年連続の最多セーブをほぼ手中に収めている。最後まで行方が分からないのが最多勝争いで、4人が候補に。阪神・青柳晃洋投手、広島・九里亜蓮投手が12勝でトップ。1差の11勝で中日・柳裕也投手、巨人・高橋優貴投手が追う。誰が獲得しても初受賞になる。
最高勝率は現在、規定投球回を超えている投手では、1位が青柳の勝率.706、柳が11勝5敗の.688で2位につけている。ただ、タイトル獲得の条件は「13勝以上」。12勝を挙げている青柳、九里に分があるが、現行条件になった2013年以降初の「該当者なし」という可能性もある。誰に栄冠が輝くのか、最後の1試合まで分からない。
(Full-Count編集部)