M4のヤクルトは成果あり、巨人や中日ら苦戦… セ6球団の補強は成功したか?

巨人・梶谷隆幸(左)と井納翔一【写真:荒川祐史】
巨人・梶谷隆幸(左)と井納翔一【写真:荒川祐史】

阪神は外国人枠の影響もあって新助っ人の出番は限られた

・阪神
加治屋蓮(7試1勝2敗0S1H 防7.94)
チェン・ウェイン(2試1勝0敗0S0H 防3.86)
ラウル・アルカンタラ(21試3勝3敗0S5H 防3.74)
メル・ロハス・ジュニア(54試170打35安8本20点 .206)
二保旭(4試1勝1敗0S0H 防5.28)
山本泰寛(66試42打8安0本3点 .190)

 現在、2位でヤクルトを追いかける阪神。マルテやサンズ、スアレスといった昨季から在籍している助っ人勢が活躍した一方で、オフやシーズン中にチームに加わった新戦力はそれほど貢献はできなかった。チェンは2試合の登板止まり。アルカンタラは後半戦にはリリーフとして戦力となったが、ロハス・ジュニアとともに、外国人枠の影響もあって出番は限られていた。

・巨人
井納翔一(5試0勝1敗0S0H 防14.40)
梶谷隆幸(61試227打64安4本23点 .282)
ジャスティン・スモーク(34試114打31安7本14点 .272)
エリック・テームズ(1試2打0安0本0点 .000)
廣岡大志(75試97打17安3本9点 .175)
山口俊(14試2勝8敗0S0H 防3.56)
スコット・ハイネマン(10試25打数4安0本2点 .160)
中田翔(30試80打12安3本17点 .150)

 3位で連覇の可能性がなくなった巨人はオフの補強が結果に結び付かなかった。梶谷は負傷で離脱、井納はここまで1勝もできていない。テームズは開幕直後に大怪我を負い、スモークは家族が来日できないことを理由に帰国して退団。代役として補強したハイネマンも10試合の出場に終わった。ジャイアンツからFAとなり加入した山口はローテの一角を担うも2勝8敗。日本ハムから獲得した中田も打率1割台に沈んでいる。

下位に沈む広島、中日、DeNAは成果が乏しい結果に…

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