M4のヤクルトは成果あり、巨人や中日ら苦戦… セ6球団の補強は成功したか?
下位に沈む広島、中日、DeNAは成果が乏しい結果に…
・広島
カイル・バード(30試合0勝0敗0S10H 防4.87)
ドビーダス・ネバラスカス(1試0勝1敗0S0H 防10.13)
ケビン・クロン(42試130打30安6本16点 .231)
ロベルト・コルニエル(48試0勝2敗0S10H 防3.99)
広島も補強に苦しんだチームだろう。4人の新助っ人をチームに加えたものの、目を見張るほどの結果を残せてはいない。戦力となったのはリリーフとして48試合に登板しているコルニエル、30試合に登板しているバードくらいか。昨季から在籍する助っ人たちも苦戦し、チームの低迷の1つの要因となった。
・中日
福留孝介(91試193打42安4本18点 .218)
ランディ・ロサリオ(9試0勝0敗0S0H 3.00)
マイク・ガーバー(12試45打数7安0本1点 .269)
山下斐紹(5試10打1安0本0点 .100)
加藤翔平(52試106打22安1本2点 .208)
中日の補強戦略も実を結ばなかったと言えるだろう。球界最年長選手の福留は流石の勝負強さを発揮したものの、ロサリオ、ガーバーという新外国人はチームに貢献できず。以前からチームに在籍するビシエドやライデル・マルティネス、アリエル・マルティネスといった外国人は結果を残した一方で、新戦力で上乗せができなかった。
・DeNA
田中俊太(55試46打7安0本8点 .152)
風張蓮(5試0勝0敗0S0H 防7.71)
フェルナンド・ロメロ(13試4勝3敗0S0H 防3.18)
ケビン・シャッケルフォード(30試1勝0敗1S4H 防5.34)
有吉優樹(1試0勝1敗0S0H 防2.70)
宮國椋丞(3試1勝1敗0S0H 防6.19)
ソトやオースティンといった昨季から在籍している助っ人が今季も存在感を発揮したDeNA。その一方で、新戦力はなかなか結果を出せなかった。ロメロは先発として4勝をマーク、シャッケルフォードもリリーフとして30試合に登板しているものの、不可欠な戦力だったとは言えず。なかなか戦力の上積みを補強で作ることができなかった。
(Full-Count編集部)