シルト氏がパドレス新監督に浮上 カージナルスの“解任理由”を調査中と米報道
パドレスは今季ナ・リーグ西地区3位、番記者がSNSで伝えた
今季ナ・リーグ西地区3位に終わったパドレスが、解任したジェイス・ディングラー監督の後任候補として今季までカージナルスを率いたマイク・シルト氏に興味を示していると米メディアが報じた。球団は今後、シルト氏との面談を計画しているという。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のパドレス番、デニス・リン記者は自身のツイッターに「関係者が私と(同僚記者の)ブリット・ジローリに伝えたところによると、パドレスはマイク・シルトと面談する見込みだ。シルトは、カージナルスの監督として4シーズンで3度プレーオフに出場した」と綴った。
53歳のシルト氏は2018年シーズン途中にカージナルスの監督に就任し、2019年にナ・リーグ中地区を制した。3年契約の2年目に当たる今季はシーズン終盤に17連勝を遂げるなどして90勝72敗で地区2位になり、プレーオフに進出(ワイルドカードゲームでドジャースに敗退)。しかし、14日(日本時間15日)に解任が発表された。
地元紙「サンディエゴ・ユニオントリビューン」のパドレス番、ケビン・エイシー記者は自身のツイッターに「パドレスはマイク・シルトと面談する計画だが、まだ彼がカージナルスから解雇された本当の理由を調査中だ」と投稿し、次期候補として噂に上がっているブレーブスの三塁コーチ、ロン・ワシントン氏とは「面談する計画はない」と記している。
今季はダルビッシュ有投手ら大型補強を敢行しながら79勝83敗と負け越して、同地区のジャイアンツ、ドジャースの後塵を拝したパドレス。巻き返しを図る来季に向け、後任監督の人選が注目される。
(Full-Count編集部)