ヤンキースがブーン体制継続、新たに3年契約 GM「市場に出れば球界一の監督候補」
2018年に監督就任し毎年PO進出、今季はRソックスに敗退
ヤンキースは19日(日本時間20日)、今季が契約最終年だったアーロン・ブーン監督と新たに3年契約を結んだと発表した。契約には4年目にあたる2025年の球団オプションも含まれている。金額などは明らかにされていない。MLB公式サイトによると、ブーン監督は「ここは確実に私がいたい場所だ。ここに戻ってこのグループと共に前進し、チャンピオンになるというゴールを目指せることに、とても興奮している」と述べた。
ブーン監督は2018年にヤンキースの監督に就任。今季までの4シーズン全てでチームをプレーオフに導いた。勝率.601(328勝218敗)は、500試合以上指揮を執ったヤンキースの監督で4位にあたる。今季は92勝70敗でア・リーグ東地区2位タイとなりワイルカードゲームに進んだが、レッドソックスに敗退した。
ハル・スタインブレナー・オーナーは「私たちの期待にアーロンが喜んで応じてくれると私は知っている。ワールドシリーズ制覇に向けて、彼の知能、本能、リーダーシップが活用されることを楽しみにしている」とコメント。ブライアン・キャッシュマンGMは「もし彼がFA市場に出れば、球界で1番の監督候補になるだろうと思っている」と改めてその能力を高く評価した。
2009年を最後にワールドシリーズ制覇から遠ざかる名門ヤンキース。ブーン体制を継続して世界一奪回を目指す。
(Full-Count編集部)