鷹・長谷川、燕・雄平が現役引退 タイトルホルダー揃う“1984年世代”は残り7人
楽天では西武で数多くの実績を残した岸、牧田が共にプレー
中日の谷元圭介投手は2008年のドラフト7位で日本ハムに入団。リリーフ陣の一角として2016年の日本一にも貢献した。2017年シーズン途中に中日にトレード移籍し、今季は32試合に登板し1勝1敗、14ホールド、防御率2.01。
楽天では岸孝之投手、牧田和久投手の2人。岸は2006年の大学社会人ドラフト希望枠で西武に入団した。ルーキーイヤーから4年連続2桁勝利をマークするなど先発陣の一角として活躍。2014年には最高勝率のタイトルを獲得した。2016年オフにFA宣言すると楽天に移籍し、2018年には最優秀防御率を獲得している。今季は24試合に登板し9勝9敗、防御率3.27。
牧田は2010年のドラフト2位で西武に入団。先発、抑えとしてフル回転し2011年は5勝7敗、22セーブ、防御率2.61の成績を残し、新人王を獲得。2016年からはリリーフ専門となり、2018年にポスティングシステムでパドレスに移籍しメジャーに挑戦した。2020年に楽天に移籍し日本球界復帰。今季は17試合に登板し0勝0敗、2ホールド、防御率3.31。
オリックスの増井浩俊投手は2009年のドラフト5位で日本ハムに入団した。ルーキーイヤーは先発として3勝を挙げたが2011年から中継ぎに配置転換。2012年には73試合に登板し45ホールドをマークし最優秀中継ぎのタイトルを獲得。2017年オフにFA宣言しオリックスに移籍し先発、中継ぎを兼任し今季は15試合に登板し3勝6敗、防御率4.94。
今年で37歳を迎える“1984年世代”で現役を続けているのは現状で7人。タイトルホルダーが多く実績十分のベテランたちの奮闘に今後も期待したい。
(Full-Count編集部)