オリックス25年ぶり優勝! ロッテ敗戦で決定、史上初セ・パともに最下位から下克上
70勝55敗18分けで既に全日程を終了している
オリックスが1996年以来、25年ぶりとなるパ・リーグ優勝を決めた。既に全日程を終了。2位のロッテが敵地で行われた楽天戦に1-2で敗れたため、ペナント奪回を果たした。
昨季途中に監督代行となり、今季から就任した中嶋聡監督が頂点に導いた。投手陣は18勝の山本由伸投手、13勝の宮城大弥投手の若き両輪が躍動。打撃陣は故障離脱もあったが打率トップの吉田正尚外野手がけん引し、杉本裕太郎外野手が30歳で大ブレークした。
昨季の最下位から一気にパ・リーグのトップに駆け上がったセ・リーグは26日に、ヤクルトが2年連続最下位からの優勝を決めた。両リーグともに前年最下位チームが優勝するのは、史上初となった。
京セラドームでロッテの勝敗を行方を見守っていたナインは、優勝が決まるとマウンド付近で歓喜の輪をつくった。中嶋監督が3回、宙を舞い、宮内オーナー、吉田正、T-岡田、平野佳らが次々と胴上げされた。
(Full-Count編集部)