大谷翔平、選手が選ぶ両リーグMVPを日本人初受賞 ア最優秀野手にも選出される
コミッショナー特別表彰などオフは早くも“6冠”
大リーグ選手会は28日(日本時間29日)、選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」の受賞選手を発表し、エンゼルス・大谷翔平投手が両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」とア・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー」の2部門で選出された。
年間最優秀選手にはブルージェイズのゲレーロJr.、フィリーズのハーパーが最終候補入りしていた。第1回の表彰は1998年で、日本選手が年間最優秀選手に選ばれるのは初めてだ。ア最優秀野手の受賞は日本勢では2004年イチロー(マリナーズ)以来17年ぶり2人目だ。
今季のア・リーグ最優秀選手の有力候補に挙がっている大谷は、大リーグ機構から「コミッショナー特別表彰」を受け米専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門の最優秀選手、米誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、米誌「スポーティングニュース」が選ぶ年間最優秀選手「MLBプレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に選出されたオフは早くも6冠。また、卓越した打者をファン投票などで選出する「ハンク・アーロン賞」、打撃のベストナインに相当する「シルバースラッガー賞」の最終候補にも選ばれている。
(Full-Count編集部)