元DeNAロマックが現役引退 韓国で復活、外国人歴代3位155HR「最も幸福だった」
2016年にDeNA入団も期待に応えられず1年で退団
元DeNAで韓国プロ野球(KBO)のSSGに所属するジェイミー・ロマック外野手が、今季限りで現役を引退すると韓国メディアが報じた。SSGが31日に発表した。
カナダ出身のロマックは2016年、マイナー通算200発の看板を引っさげDeNAに入団したが、わずか30試合の出場で打率.113、0本塁打、2打点に終わり、1年で退団した。
しかし翌年、当時のSKに入団しKBOへ活躍の舞台を移すと、2018年にはトレイ・ヒルマン監督(元日本ハム)のもと打率.316、43本塁打、107打点で優勝に貢献。5シーズンで通算626試合に出場し、打率.273、155本塁打、409打点をマークした。通算本塁打はタイロン・ウッズ(元斗山、横浜、中日)らに次ぐリーグの外国人歴代3位となっている。完全復活を遂げた韓国の地で、36歳でユニホームを脱ぐ決断を下したようだ。
ロマックは「韓国で送った5年間は、私の野球人生を通じて最も幸福だった」とのコメントを発表。SSGはロマックの背番号27を「チームの主力外国人打者を象徴する番号として残したい」としており、来季以降に加入する外国人打者に与える計画だという。
(Full-Count編集部)