菊池雄星がFAに 選手、球団ともにオプション行使せず 米メディア報じる
3年間プレーしたマリナーズ離れる
今季マリナーズでプレーした菊池雄星投手がFAになると、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が3日(日本時間4日)伝えた。米メディア「ジ・アスレチック」のマリナーズ番、コーリー・ブロック記者によると、菊池側は2022年シーズンに持っていた年1300万ドル(約14億8200万円)の選手オプションを行使しないとチームに伝えたという。
記事は、マリナーズ側も5日(同6日)までに4年総額6600万ドル(約75億2400万円)の球団オプションを行使するかどうか決めることができたと指摘している。ただ地元放送局「ルート・スポーツ」のアンジー・メンティンク記者のツイートによれば、球団側はこのオプションを放棄したことを認めているという。
菊池は選手オプションを行使するだろうと見られていたことを「トレード・ルーマーズ」では指摘。「FA市場に出ることを決めた彼の決断は驚きだ」としている。
菊池は今季マリナーズで29試合に投げ7勝9敗、防御率4.61。前半戦は5連勝し、初めて球宴にも選出されるなど好調だったが、夏以降調子を落としていた。2019年からの3年間では通算70試合に投げ15勝24敗、防御率4.93。
(Full-Count編集部)