高濱卓也、金田和之の2選手が戦力外に FA移籍に伴う“人的補償選手”の現在

新天地で兼任コーチとなる大ベテランも

○内海哲也投手(西武)
 2018年オフに炭谷銀仁朗捕手のFAに伴い巨人から移籍。巨人で通算133勝の実績を誇る左腕は西武では2019年が1軍登板なし、2020年、2021年も1勝ずつにとどまった。3日には来季から兼任コーチとなることが発表された。

○長野久義外野手(広島)
 2018年オフに丸佳浩外野手のFAに伴い巨人から移籍。2011年には首位打者を獲得したこともある大物は、広島でも勝負強い打撃を見せ2020年は95試合に出場し打率.285、10本塁打。今季は71試合で打率.216、2本塁打に終わった。

○竹安大知投手(オリックス)
 2018年に西勇輝投手のFAに伴い阪神から加入。新天地1年目は10試合に先発し3勝2敗、防御率4.50。ただオフには右肘の手術を受け、2020年は2試合登板で1勝にとどまった。今季は17試合で3勝2敗、防御率4.44。リリーフと谷間の先発で存在感を見せた。

○酒居知史投手(楽天)
 2019年オフに美馬学投手のFA補償としてロッテから移籍。2019年にロッテで54試合に投げていたタフなリリーフで、楽天1年目の2020年も46試合に登板し3勝2敗12ホールド。今季も自己最多に並ぶ54試合で4勝3敗28ホールド、防御率2.28という好成績を残し、一時はセットアッパーとしても起用された。

○小野郁投手(ロッテ)
 2019年に鈴木大地内野手のFAに伴い楽天から移籍。楽天では実働5年で39試合登板にとどまったものの。ロッテでは2020年に40試合に投げ防御率3.23。今季は自己最多の49試合で0勝3敗8ホールド、防御率3.48。

○田中俊太内野手(DeNA)
 2020年オフに梶谷隆幸外野手のFAによって巨人から加入。巨人でも内野の控えとして3年間で209試合に出場していたが、今季DeNAでは3月26日の古巣との開幕戦で6打点を挙げる活躍。セ・リーグの開幕戦最多打点記録だった。ただその後は調子を落とし、58試合で打率.146に終わった。

(Full-Count編集部)

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