大谷翔平がMVPを「受賞しなければ衝撃だ」 最終候補入りで地元紙は快挙を確信
ここでもゲレーロJr.との争いを予想
エンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグのMVP最終候補3人に残った。地元紙の「オレンジカウンティ・レジスター」は「現時点では、オオタニが受賞しなければ衝撃だ」と受賞を確信している様子だ。
同紙は「ア・リーグMVPの最終候補の発表に関して残っていた唯一の現実的な疑問は、誰がショウヘイ・オオタニとブラディミール・ゲレーロJr.と一緒に候補に入るか、ということだった」とし、第3の候補者に注目していたようだ。二刀流の大谷、48発で本塁打キングを獲得したゲレーロJr.内野手と並んで候補入りしたのは、二塁手として史上最多の45本塁打したマーカス・セミエン内野手だった。
その上で「オオタニはこの賞を受賞するかなりの有力候補だ。そしておそらくゲレーロが2位につけるだろう」と、投票は大谷>ゲレーロJr.>セミエンの順に集まると予測している。
今季大谷は打者として46本塁打、投手として9勝を挙げた。すでに選手間投票による年間最優秀選手と、ア・リーグ最優秀野手に選出済み。さらに米誌「スポーティングニュース」が選ぶ年間最優秀選手などにも選出されている。「オオタニは、球界最高峰の打者と投手を両方こなすという一生に1度のシーズンを送った」という同紙の言葉通りの表彰ラッシュ。これに記者選出のMVPという最高の栄誉がついてくるか、注目される。
エンゼルスからMVPが出れば、2019年のマイク・トラウト外野手以来。発表は18日(日本時間19日)だ。
(Full-Count編集部)