ヤクルト先発・原樹理にアクシデント　打球直撃でうずくまり悶絶、金久保に交代

2回に打球が右手に直撃して球場騒然…2番手金久保は後続を断つ

■ヤクルト ー 巨人（CSファイナル・12日・神宮）

　ヤクルトの原樹理投手が12日、先発した巨人との「JERAクライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ第3戦（神宮）で、早々にアクシデントに見舞われた。2回1死の場面で、打球が右手に直撃。マウンドにうずくまって悶絶の表情を浮かべた。ベンチに下がり、金久保がマウンドに上がった。

　初回を無失点で滑り出し、迎えた2回のマウンドだった。先頭ウィーラーを中飛に仕留めた直後、迎えた大城の打球が右手を直撃。治療のためにベンチに下がったまま降板となり、2番手には金久保がマウンドに上がった。大城は投手強襲安打となったが、金久保は廣岡、松原を抑えて急場をしのいだ。

　ヤクルトは1勝のアドバンテージを含め、ここまで2連勝で日本シリーズに王手をかけている。ストレートでの進出を目指した第3戦で、不測の事態に見舞われた。

（Full-Count編集部）