万年最下位のBC茨城、マスコットまさかの退団 球場現れないと「勝率が上がった」

BC茨城のチームキャラクター・アストロマン【写真:細野能功】
BC茨城のチームキャラクター・アストロマン【写真:細野能功】

愛される存在がまさかの自由契約「アストロマンの責任と言っても過言ではない」

 プロ野球・独立リーグ・ルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツは12日、球団公式マスコット「アストロマン」を自由契約にしたと発表した。球団は「アストロマンが球場に現れなくなった途端、チームの勝率が上がったため」と説明している。

 チームを後押しする存在が、まさかの退団となった。“宇宙”出身で、2019年から3シーズンにわたって活動していたアストロマン。BCリーグ参入当初から苦戦が続き、今季もチームは東地区最下位に沈んだ中、矛先が向けられたのがマスコットだった。

 山根球団代表は「アストロマンとは球団設立当初より二人三脚で歩んできました。BCリーグ参入1年目の2019年シーズンは毎試合のように球場に現れ、ファンサービスからグラウンド整備まで精力的に取り組んでくれました。その点は、非常に感謝しています」とこれまでの貢献に感謝。その一方で「アストロマンを球場でほとんど見かけることの無かった2021年シーズンのチームは過去2年を上回る勝率を残しました。以上の事から、これまでチーム成績が振るわなかったのはマスコットキャラクターであるアストロマンの責任と言っても過言ではないと判断しました」と理由を語った。

 茨城では今季、元ソフトバンク左腕の坂田将人投手もプレー。来季は松坂賢監督のもと、再出発を期す。

(Full-Count編集部)

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