大谷翔平、菊池雄星と先発ローテ形成? エ軍GMが獲得に含み「とにかくアウト奪う」
エンゼルス・ミナシアンGMが投手獲得に条件「どういう行動とるかも大事なこと」
エンゼルス・大谷翔平投手が菊池雄星投手と“花巻東高タッグ”? エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが11日(日本時間12日)、GM会議が行われたカリフォルニア州カールスバッドで取材に対応。マリナーズからFAとなった菊池を獲得する可能性を問われ、「多くのFA選手が市場にいる。チーム編成をする立場の人間として我々はそれぞれの選手に注目して決断していく。それが我々の仕事だ」と含みを持たせた。
投手陣再建が今オフ最大の懸案事項。米メディアでは最優秀防御率でサイ・ヤング賞の最終候補入りした左腕レイ(ブルージェイズFA)や今季13勝を挙げた左腕ロドリゲスらが獲得候補に挙がっている。投手補強に関して問われたミナシアンGMは「とにかくアウトを奪うことが必要だ。右投手、左投手、両方だ」と言及。投手能力だけでなく、人間性も見極めていく。「選手がフィールド上でどういうプレーをするかだけでなく、その選手がフィールドを離れた時にどういう行動をとるかも、我々にとっては非常に大事なこと」と続けた。
菊池の代理人を務めるのはスコット・ボラス氏。10日(同11日)に報道陣の取材に応じた際には「97マイル(約156キロ)を投げる左投手となると、全ての球団が欲しがるだろう。充実した投手陣を抱えていない限りはね。彼のような才能に対する需要は非常に大きい」と語っていた。エンゼルス浮上へ、日本球界を代表する両腕がチームメートとなる可能性はあるのだろうか。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)