ド軍入りヒーニー、防御率5点台からの復調に自信　「成績が示すよりはるかにいい選手」

「多くの球団が僕と同じように考えていたことにビックリした」

　ドジャースと契約合意したアンドリュー・ヒーニー投手が、自身の能力について「僕は成績が示すよりはるかにいい選手」と自信を示した。契約後初めての会見で「多くの球団が（自分は成績が示すよりも良い選手だと）僕と同じように考えていたことにビックリした。本当に嬉しかった。しかしながら、どこのチームと契約するにしても、良い関係を築きたいと心から思っていた」と述べた。

　エンゼルスから7月にヤンキースにトレード移籍した今季、計30試合に登板（23先発）して8勝9敗、防御率5.83と物足りない成績だった。それでもヤンキース移籍で得た経験を「当時僕は（エンゼルスで）良い投球をしていなかった。その状況を（ヤンキースで）好転させることができなかった。だけど人生でどんな失敗をしても、常にそこから学び成長するチャンスがあると思っている」と前向きに捉えた。

　大不振から復活を遂げ、今季13勝を挙げア・リーグサイヤング賞の最終候補に残ったロビー・レイ投手を挙げ「ロビー・レイは今季の開幕を迎えた際にサイ・ヤング賞を争うような活躍をするとは予想していなかったと思うよ。僕としては、彼はただマウンドに立って（2020年と比べて）より良いゲームプランを実行に移そうとしてだけだと思っている。近い将来、自分の目の前にあることに僕は専念していくよ」と自身も来季の活躍に向けての自信が溢れた。

（Full-Count編集部）