FA権取得選手の動向に注目 阪神梅野、広島大瀬良&九里、鷹千賀ら去就どうなる!?
新たに国内FA権23人、海外FA権11人取得、FA有資格選手は計97人
日本野球機構(NPB)は14日、2021年度のフリーエージェント(FA)有資格選手を公示した。新たに国内FA資格を取得したのは23人、海外FA資格を取得したのは11人。すでに国内FA資格を有する17人、海外FA資格を有する46人と合わせて、計97人がFA有資格選手となった。2021年オフのFA戦線はどうなるのだろうか。
阪神の梅野隆太郎捕手は、新人だった2014年から1軍出場を重ねて国内FA権を取得した。今季は130試合に出場して打率.225、3本塁打、33打点。球界屈指の強肩と豊富な経験を持ち、仮に権利を行使すれば争奪戦となる可能性もありそうだ。
広島では大瀬良大地、九里亜蓮の両右腕が国内FA権を取得。3年連続で開幕投手を務めた大瀬良は今季、2年ぶりの2桁勝利をマーク。九里は13勝を挙げて最多勝に輝くなど飛躍のシーズンとなった。チームにとって両投手の去就は大きな懸案事項となる。
通算170セーブのDeNA山崎康晃投手、ソフトバンクのエース千賀滉大投手、中日又吉克樹投手らの動向にも注目が集まる。また巨人菅野智之投手、日本ハム西川遥輝外野手ら、海外FA権の取得した選手の去就も気になるところだ。
一方で、DeNAの宮崎敏郎内野手は早々に残留を表明し、球団史上最長となる6年契約を結んだ。広島の堂林翔太内野手も11月5日に残留を表明した。“一流選手の証”でもあるFA権。取得した選手らはどのような決断を下すのだろうか。
(Full-Count編集部)