イチロー氏がマリナーズ殿堂入り 球団社長も祝福「打撃と守備で魔法を見せた」
日本選手の球団殿堂入りは初めて、スタントン社長「マ軍ファンは幸運だった」
マリナーズは17日(日本時間18日)、会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏の球団殿堂入りを発表した。球団ではエドガー・マルティネス氏、ランディー・ジョンソン氏、ケン・グリフィーJr.氏らに続いて10人目。日本選手がメジャー球団の殿堂に入るのは初めてだ。
イチロー氏は2004年に262安打のメジャー最多記録を樹立。史上初の10年連続200安打、10年連続ゴールドグラブ賞に選ばれた。マリナーズでの計14年間で2542安打、打率.321、438盗塁をマークした。来年8月27日(日本時間28日)の本拠地・ガーディアンズ戦でセレモニーが行われる予定だ。
ジョン・スタントン球団社長は「イチローが10年以上に渡りマリナーズのユニホームを着て、打撃と守備で魔法を見せた。その姿を見たマリナーズファンは幸運だった。あの華々しいプレー、そしてプレーにのめりこむ姿は、日本からメジャーにやってきた初めての野手としてアメリカのファンの心を掴んだ。2025年の最初の投票で殿堂入りすることを全面的に期待している」とコメントしている。
(Full-Count編集部)