広島大瀬良がFA権行使せず残留　「ご縁に背を向けることはできないかなと」

今季は3年連続で開幕投手を務めて2年ぶり2桁勝利

　広島は18日、今季国内FA権を取得した大瀬良大地投手がFA権を行使せずに残留することを表明したと発表した。大瀬良は球団ホームーページでコメントを発表。「たくさんのご縁に支えられながらここまで来ましたので、そういうご縁に背を向けることはできないかなという思いもあった」とチームへの愛着を語った。

　九州共立大から2013年ドラフト1位で広島に入団。新人だった2014年に10勝を挙げて新人王に輝いた。投手キャプテンに就任し、3年連続で開幕投手を務めた今季は2年ぶりの2桁勝利をマークした。

　広島は大瀬良、九里の両右腕が今季国内FA権を取得。去就が注目されていたが、3年連続Bクラスからの脱却へまずはエースの残留が決まった。大瀬良は「来季はしっかりと先頭に立ってAクラス、優勝、日本一に向けてまたみんなで頑張っていきたいなと思っています」と抱負を語った。

（Full-Count編集部）