大谷MVP問答 お祝い予定なし「早めに寝る」 エ軍と契約延長は「来年勝つことだけ」

世界一の選手と思う時は「おそらく来ないと思う。ゴールがない分、常に頑張れる」

――二刀流が評価された。27歳で取ったことの意味について。
「満票で取れたのはすごく嬉しいですし。怪我もいろいろあったので順調に来ていたわけではなかったですけど、いろんな人に助けてもらって、27歳で取れたので。選手としてここからピークを迎える5から7年がもっともっと勝負だと思うので。もっともっと頑張れるように日々頑張りたいと思います」

――「一番の選手になりたい」と常々言ってきた。目標は達成したことにならないか。
「なってはないですね。自分でそう思う日はおそらく来ないと思うので。目標としてはアバウトというか、そういう目標ですけど。ゴールがない分、常に頑張れる。確実にステップアップしていると思うし、今回の賞がその1つだと思うので、本当に今後のモチベーションになりました」

――二刀流はプロ野球で無理だと言われてきた。大きな怪我もあったが、それも乗り越えた。
「怪我なく1年間できたのが一番良かったです。このパフォーマンスをどれだけ続けられるか誰にも分からないので、毎年毎年そういうチャレンジが続くと」

――イチロー氏が「無理はできる間にしかできない」とコメントしていた。「無理」の意味をどう捉えているか。
「ピークとしていられるうちに、いい状態を保てる時期はそう長くはないので。時間の制約、タイムリミットは毎年毎年近づいてきていますし、自分の能力を伸ばせる時間は多くはないので。そういう時間を大事にしながらやりたい。そういう意味だと捉えて頑張っている」

――ナ・リーグでMVPとなったハーパー選手が泣いて喜んでいたのに対して、冷静に見えたが。
「泣くというより、すごく嬉しかった。満票だったのでびっくりというか、良かったなという気持ちが強い。ハーパー選手は2回目だったので、そういう意味では心境の違いがあっただろうし。いつか対戦できる機会があれば嬉しいかなと思います」

――マドン監督が「制限をつけないと伝えた時に大谷選手が笑った」と話していた。この提案をどう受け止めたか。
「プラスな部分、ポジティブな部分もあると思いますし、それに対して頑張りたい気持ちも出てきたのももちろんあるんですけど。どちらかというと、ある程度、形にならなかったらこの先、(二刀流を続けることを)考える必要があるのではというニュアンスもあったので。それは五分五分という感じですかね」

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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